今回は、カーラッピングについて解説します。
本記事は、以下のような方におすすめです。
- 車に宣伝用ロゴなどをつけたい
- 今の車体とは異なる色にしたい
- カーラッピングの費用が気になる
この記事では、上記のような方に向けて、カーラッピングとは?という部分からメリットやデメリット、費用感についても解説しています。
カーラッピングについてのさまざまな疑問を解消できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カーラッピングとは?カーマーキングとは違う?回答です!愛媛で看板製作
カーラッピングとは、インクジェットプリンターで出力したフィルムを車体に貼り、ラッピングする加工方法のことです。
ラッピングすることで、車体の色を変えたり、宣伝用にデザインすることが可能です。
このラッピングで使われる素材はポリ塩化ビニルが主流となっています。
カーラッピング自体は広告の用途で使われることが多いのですが、個人で車に施している人もいます。
また、カーラッピングと似たような用語に、カーマーキングがあります。
両者の違いは、主にフィルムの貼り方です。
簡単に言うと、車やパーツ全体を包むようにフィルムを貼るのがカーラッピング、車体の側面などにフィルムを貼るのがカーマーキングということになります。
このように、カーラッピングとは主にデザインや色のついたフィルムを車のパーツを包むように貼り、ラッピングする加工方法を指します。
カーラッピングのメリットとは?愛媛で看板製作
カーラッピングのメリットには、以下のようなものがあります。
- ルーフのみ、ボンネットのみのデザインもできる
- マットブラックやメタリックなど豊富なデザインや質感があり自由
- 剥がせばもとに戻せる
具体的なメリットについては、以下の項目で解説していきます。
カーラッピングのメリット①ルーフのみ、ボンネットのみなどのデザインもできる
カーラッピングは、ルーフのみ・ボンネットのみなど、車全体だけではなく一部のデザインをすることもできます。
必ずしも車全体をラッピングする必要はなく、お好みのパーツ、デザインや色を変えたいパーツのみ施工することも可能ということですね。
このように、カーラッピングでは、車の一部のみを変化させるという施工も可能です。
カーラッピングのメリット②マットブラックやメタリックなど豊富なデザインや質感がある
カーラッピングのメリットのうちのひとつに、豊富なデザインがあるため自由度が高いという点があります。
たとえば、マットブラックやメタリックなどのフィルムを使えば、車体をよりかっこいいデザインにすることも可能です。
さまざまな質感のカーラッピングによって、自分の思い描いた自由なデザインが実現できるかもしれません。
カーラッピングのメリット③剥がせばもとに戻せる
カーラッピングは、剥がせばもとに戻せるというメリットを持っています。
たとえば、車の色を気分で変えたくなった時、塗装してしまうと剥がすのは困難です。
このような場合にカーラッピングを施工すれば、後ほど戻したくなった時にフィルムを剥がすことでもとに戻すことができます。
実際にはあたためながら剥がすという技術が必要になるため自分で剥がすのはおすすめできませんが、剥がせばもとのデザインに戻せるというのは魅力的ですね。
カーラッピングのデメリットとは?後悔する?愛媛で看板製作
カーラッピングには魅力的な面も多くありますが、以下のようなデメリットもあります。
- フィルム・シートの上から傷がつくと補修できない
- 加工費用が高額になりがち
- 塗装と比較すると耐用年数が短い
以下の内容を読み、デメリットも確認した上で検討するのがおすすめです。
カーラッピングのデメリット①フィルム・シートの上から傷がつくと補修できない
カーラッピングは、フィルム・シートの上から傷がついてしまうと補修できないというデメリットを持っています。
たとえば、塗装の場合は、傷が付いた部分を研磨などで補修することが可能です。
しかし、カーラッピングの場合はフィルムですのでその部分を研磨することはできません。そのため、傷については注意する必要があります。
カーラッピングのデメリット②加工費用が高額になりがち
カーラッピングのデメリットには、加工費用が高額になりがちという点も挙げられます。
カーラッピングを施工する際には、全体を塗装するよりも費用がかかってしまうことを想定しておいたほうが良いでしょう。
カーラッピングの費用感については以下の項目で解説しています。
→カーラッピングの値段・価格相場・費用感は?剥がす時は?激安?愛媛で看板製作
カーラッピングのデメリット③塗装と比較すると耐用年数が短い
カーラッピングのデメリットには、耐用年数が短めであるという点も挙げられます。
車体の塗装の耐久年数が10年ほどなのに対し、カーラッピングの耐用年数は3〜5年程度と短めです。
また、フィルムで耐久性も低く、傷がついても補修ができないという点からも、長く利用することには向いていないと言えるでしょう。
カーラッピングの値段・価格相場・費用感は?剥がす時は?激安?愛媛で看板製作
カーラッピングの価格は、業者や車種、ラッピングやマーキングする部分の大きさなどによっても異なります。
費用感としては、以下のようなイメージです。
- 自分で行う場合:15万円程度〜
- 専門業者に頼む場合:30万円程度〜
参考:一般車のフルラッピング:60〜80万円程度
また、ラッピングを剥がす場合も価格は一律ではないため、価格を知りたい場合は業者に問い合わせる必要があるでしょう。
カーラッピングのやり方は?愛媛で看板製作
カーラッピングをしたい!という場合は、以下のような方法が考えられます。
- 専門店に依頼する
- 自分で作業する
それぞれの具体的な内容については、以下で解説します。
カーラッピングのやり方①専門店に依頼する
カーラッピングを専門店に依頼する場合は、以下のような業者をあたってみるとよいでしょう。
- 看板製作店
- 車屋さん
- カーラッピング専門店 など
カーラッピング・カーマーキングについては、車の専門店だけではなく、看板製作店が対応している場合もあります。
どのような施工をしたいかによって、適した専門店を選ぶのがおすすめです。
カーラッピングのやり方②自分で作業する
カーラッピングは、自分で施工することもできます。
フィルムやヘラ、ローラー、ヒートガンなどを準備すれば、カーラッピング作業が可能です。
また、あらかじめ洗車も必要なため、洗車用品も必要になります。
自分で作業する場合、専門店と比較して費用は安く済む可能性もありますが、失敗のリスクも考えられます。
愛車をよりきれいにラッピング・マーキングしたい!という場合は、専門店におまかせするのが安心と言えるでしょう。
カーラッピングをした場合の洗車注意点は?愛媛で看板製作
カーラッピングを施した車体を洗車する場合、いくつかの点に注意する必要があります。
それは、以下のような点です。
- 水をたくさん使い優しく洗車する
- 洗剤は中性のものを使う
- 洗車後は水分をしっかり拭き取る
車体に貼り付けたフィルムは、石やゴミなどが付着した状態でこすると傷になってしまう恐れがあります。
そのため、まずは水をたくさん使って優しく流していく必要があるのです。
また、洗車機を使ってしまうと、ブラシでフィルムが傷ついてしまう恐れがあるため使用しないようにしましょう。
また、アルカリ性や酸性の洗剤は洗浄力が強すぎる恐れがあるため、中性洗剤を使うのがおすすめです。
洗車後は、水分がフィルムに残っているとシミなどの原因になるため、しっかりと拭き取りましょう。
カーラッピングの上からコーティングする場合は?愛媛で看板製作
カーラッピングを施工した場合、その後にコーティングできるケースと、できないケースがあります。
また、コーティングはできても耐久性にあまり変わりはないようですので、効果は期待できないかもしれません。
さらに、カーラッピング後のコーティングについては技術が必要となるため、専門家に相談したほうがよいでしょう。
カーラッピングの継ぎ目の処理方法とは?愛媛で看板製作
カーラッピングを自分で行う場合、継ぎ目の処理に困るという方もいるかもしれません。
このような場合、フィルム同士を少し重ねて貼り付けるとキレイに処理することができます。
重ねずにフィルムを貼ると、縮んでフィルムの間に隙間ができてしまうこともあるので、重ねて貼り付けるのがおすすめです。
また、ナイフレステープという糸が入っているテープを使えば上に貼ったテープをカットできるので、車体を傷つけず施工したいという方は使ってみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、カーラッピングについて解説しました。
カーラッピングやカーマーキングを施すことで、車のデザインを変化させたり、車体を宣伝に使うことができるようになります。
カーラッピングの場合費用が大きくなってしまうこともありますが、ロゴなどを貼りたいという場合にはカーマーキングにすることで費用を押さえられる可能性もあります。
カーラッピングをした場合には洗車や耐久について注意を払う必要もありますが、気になるという方は専門家に相談してみるのもおすすめです。