看板の素材について、手作りに適した安い素材を紹介 愛媛の看板製作

「看板を製作したいけれど、どんな素材を使ったらよいのかわからない」
「看板にはどんな素材が使われているの?」
「コスパが良くて丈夫な素材で看板を作りたい」

今回は、そんなお悩みを持つ方に向けて、看板に使われている素材の種類について解説します。
看板に使われる素材には、以下のようなものがあります。

  • スチール
  • ステンレス
  • アルミ
  • アクリル
  • 塩ビ
  • プラスチック類
  • 木材 など

このようにさまざまな素材があるため、看板の用途や目的、予算に合わせて選びたいですよね。

本記事では、看板に使われるこれらの素材について具体的に解説していきますので、参考にしてみてください。

目次

看板の素材の種類は?安い素材や金属など!愛媛で看板製作

看板に使われる素材の種類はさまざまです。
本項目では、看板に使われることが多い以下の素材について解説します。

  • スチール
  • ステンレス
  • アルミ
  • アクリル
  • 塩ビ
  • プラスチック類
  • 木材
  • ポンジ
  • ターポリン
  • スチレンボード
  • サンプライ

それぞれの素材の特徴を見ていきましょう。

看板の素材①スチール

看板に使われる素材のひとつに、スチールが挙げられます。
スチールは、カフェなどの店頭に置かれているスタンド看板などにも使用されている素材です。

スチール=鉄のため、マグネットもつけられます。

金属なので錆びることもありますが、屋外用のものは錆を防ぐ加工がされていることがほとんどです。ただし、それでも傷などから錆が発生してしまうこともあります。
ステンレスやアルミと比較すると錆びやすいため、雨が降ってしまう屋外よりも屋内向きと言えます。

看板の素材②ステンレス

ステンレスも金属の一種で、丈夫で錆びにくいのが特徴です。
そのため、屋外でも気兼ねなく使用できます。

スチールと比較すると錆びにくいとはいえ、付着したホコリに鉄粉が含まれていると錆びてしまうことがあります。そのため、拭き取りのメンテナンスは必要です。

ステンレスの仕上げの方法はさまざまで、たとえば鏡のようにピカピカと反射する鏡面仕上げや、髪の毛のように細い線を入れマットに仕上げるヘアライン加工などがあります。
このように、さまざまな表現を実現できるのもステンレスの強みと言えるでしょう。

看板の素材③アルミ(アルミ複合板)

アルミはステンレス同様サビに強い金属ですが、少し柔らかめで軽量なのが特徴です。

その特徴から看板のフレームとしても使用されています。

また、発泡材をはさんだアルミ複合板というものも存在します。

アルミ複合板は看板製作で主流となっており、耐久性が高く劣化しづらいため屋外に向いている素材です。
壁面看板や自立看板、型抜き看板などにも幅広く使われています。

アルミ複合板には以下のようなブランドがあり、それぞれ特徴が異なります。

  • アルポリック:高い剛性を持つ
  • カラーエース:軽量で耐久性が高く、他ブランドより安価
  • ソレイタ:バリエーションが豊富

このように、さまざまな種類・ブランドがあり選択肢が広いのもアルミ複合板のメリットです。

看板の素材④アクリル

アクリルは合成樹脂で、主に内照式の看板に使われています。
透明性や耐衝撃性に優れており、丈夫で軽量なのが特徴です。

また、さまざまな色付けがされているものもあるため、用途に合わせて選択できます。

アクリルは丈夫ですが、強くこすると傷がついたり曇ってしまうおそれがあったり、アルコールなどで拭くとヒビが入る可能性もあるのがデメリットです。

看板の素材⑤塩ビ

塩ビはフィルムや板など多くの種類があるプラスチック素材です。

看板に使用する場合、デザインを印刷した塩ビを看板表面に貼り付けることがあります。
また、塩ビシート(FFシート)は光を透過できるため、アクリルと同様に内照式の看板に使われています。

このように、塩ビは加工しやすいためさまざまな使い方があるのが特徴です。

シートなので割れることはありませんが、アクリルよりは耐久性が落ちるのがデメリットというところでしょうか。

看板の素材⑥プラスチック類

看板に使われるプラスチックには、以下のようなものがあります。

  • ポリエチレン
  • ポリプロピレン
  • ポリスチレン

これらのプラスチックは「駐車禁止」などのバリケード看板や「清掃中」などの表記がなされたフロアスタンドに使われています。

看板の素材⑦木材

木材は、加工しやすくナチュラルな味わいを感じられる素材です。

そのまま使用しておしゃれな風合いを活かすのもよいですし、彫刻して和風の雰囲気に仕上げることも可能です。

ただし、木材は水には弱いので屋内向きと言えるでしょう。木材で製作した看板の水分を放置すると、割れたりカビの発生のおそれがあるため注意が必要です。

長持ちさせたい場合は、水滴のこまめな拭き取りやワックスがけを行いましょう。ワックスをかける際は木材の種類を確認して、適切なワックスを使用してください。

看板の素材⑧ポンジ

ポンジは、ポリエステル繊維の一種です。

看板ではのぼり旗や店頭幕に利用されていることが多い素材となります。

ポンジは先述した通り繊維のため、長い間畳んで保管していると折り目がついてしまうこともあるため注意が必要です。

布のため洗えそうですが、製作方法や印刷方法によっては水洗いができない場合もあります。

看板の素材⑨ターポリン

ターポリンは、ポリエステル繊維を樹脂フィルムでコーティングした素材です。

ポンジと同じく、店頭幕などに使われています。

ターポリンは防水のため、屋外で使用可能で水洗いも可能です。
ただし、インクによっては洗剤を使うと色落ちしてしまう可能性もあります。

看板の素材⑩スチレンボード

スチレンボードは、ポリスチレンフォームのパネルに上質紙を貼り付けたもので、展示パネルやPOPに利用されています。
カッターなどで切断できるため加工が簡単なのが特徴です。安価で手書きなども可能なため、手作りPOPを作りたいという場合にも使えます。

ただし、湿気に弱いため屋外使用には向いていません。

看板の素材⑪サンプライ(プラダン)

サンプライは、プラスチックでできたダンボール(プラダン)で、選挙看板などに使われています。

耐水性もあり頑丈で加工もしやすく、色の種類も豊富なため用途に合わせて選べるのが特徴です。

軽量なのもメリットですが、屋外で使用する際は飛ばされないように重石を置くとよいでしょう。

壁面看板、矢印看板などに使われる素材は?愛媛で看板製作

看板の素材にはたくさんの種類があるため、どれを選んだら良いか悩んでしまうことも有ると思います。
そのような場合は、素材の特徴を確認して目的(屋外設置か?など)に合っているかを考えてみるとよいでしょう。

たとえば、壁面看板によく使われているのは、アルミ複合板やスチール・アクリルなどです。壁面看板のように屋外に看板を設置する際には、耐水性・耐候性の高い素材が必要になります。

その他には、会場などの矢印案内の看板には軽量なプラダンが使われていることもあります。

愛媛で壁面看板などを製作したいという方は、このように目的に合わせた素材を選ぶのがよいでしょう。

手作りの看板に使える素材は?愛媛で看板を自作したい方に

手作りの看板を作りたい!という場合に使えるのが、木材やスチレンボード、アクリルなどの素材です。
どの素材も加工しやすいのが特徴ですが、それぞれ雰囲気や耐水性などが異なります。
たとえば、木材であれば自然な雰囲気で和風にも洋風にも加工できますが、水に弱いため屋外にはあまり向いていません。
アクリルは耐水性がありますので、屋外にも使用できます。
スチレンボードは加工が簡単で手書きもできますが、湿気に弱く屋外には不向きです。どちらかというと屋内のパネルなどに使うのがよいでしょう。

このように、手作り看板に使える素材も木材だけではなくさまざまです。用途に合わせて適切な素材を選べるとよいですね。

まとめ

今回は、看板に使われている素材について解説しました。

どのような看板を製作したいかによって適切な素材は異なります。
長期間使用する屋外看板などであれば、丈夫で錆びにくい金属素材を選ぶとよいでしょう。
簡単に自作をしたい場合は木材などの選択肢があります。

どの素材を選ぶのがベストかわからない……という場合は、看板製作の専門家に相談してみるのもおすすめです。

用途や予算に合わせた素材で看板を製作しましょう。

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